白CrushBOMB

白CrushBOMBは果てしなく続く白のセカイを実験的に追求していくためのブログです。果てしなく続く白、その先にはいったい何があるのか是非みなさんで一緒にみていきましょう!主に視覚現象についてとりあげていきます。とりあえず150枚あげていきます。
2011年09月01日

白CrushBOMB-12

白CrushBOMBは白いものが緑っぽく見える
                


白CrushBOMB-12


①色空間
色を3次元空間に規則的に配置(いろみ、濃さ、明るさ)
       黒

        白

②色相・飽和度・明るさ
・色相
:「いろみ」~主波長
・飽和度(彩度)
:「あざやかさ」(と知覚されるもの)~白色光の混ざり具合(という物理量と関係)
 ・明るさ
:「あかるさ」~光強度

③反対色応答との関係
色相・飽和度:赤-緑細胞と青-黄細胞でコード
明るさ   :白-黒細胞でコード
④色覚に影響する眼内要因
水晶体 :眼のレンズ。歳をとるにつれて黄変
黄斑色素:視野中心の辺りに黄色い色素(光のダメージから眼を守るため?)
網膜  :赤錐体・緑錐体・青錐体が異なる分布

⑤色順応
色のついた照明環境に順応 → その後、白色照明下で見た物の色みが補色方向に偏る
例)赤に順応すると白いものが緑っぽく見える

Posted by massiroooo at 00:00 白CrushBOMBコメント(64)
2011年08月31日

白CrushBOMB-11

白CrushBOMBは波長の光が見えやすいかを表しています
                


白CrushBOMB-11


説明:人間にとって明るい場所または暗い場所でどの波長の光が見えやすいかを表しています。明所では黄色の光、暗所では緑色の光が見やすいことが分かります)
明所視~明るい場所での視覚。錐体分光感度の合計(赤錐体・緑錐体の合成)に似ている(明るい場所では錐体が主に働くので)。黄色の光に最もよく反応
暗所視~暗い場所での視覚。桿体分光感度に似ている(暗い場所では桿体が主に働くので)。緑色の光に最もよく反応

Posted by massiroooo at 00:00 白CrushBOMBコメント(0)
2011年08月30日

白CrushBOMB-10

白CrushBOMBは赤・青・緑を原色とする
                


白CrushBOMB-10


説明:④「三色説」と「反対色説」
三色説  赤・青・緑を原色とする説
反対色説 赤と緑、青と黄を互いに対をなす色と考えて、それら4つを原色とする説
3種類の錐体~「三色説」的応答をする
3種類の神経節細胞~「反対色説」的応答をする

光を受けた3つの錐体が反応の強さに応じて信号を送信
→赤錐体と緑錐体の信号の差分が赤・緑の神経節細胞に届き、赤色と緑色の色具合を検出
赤錐体と緑錐体の信号の合計分が白・黒の神経節細胞に届き、明るさを検出
赤錐体と緑錐体の信号の合計分と青錐体の信号が引き算され、その差分が青・黄の神経節細胞に届いて青色と黄色の色具合を検出

Posted by massiroooo at 00:00 白CrushBOMBコメント(0)
2011年08月29日

白CrushBOMB-9

白CrushBOMBは黄色の光に最もよく反応します
                


白CrushBOMB-9


説明:③視細胞の分光感度

それぞれの錐体は、曲線の頂点における長さを持った波長の光に最もよく反応する
(以下蛇足。各錐体の最もよく反応する色と、錐体の名前についている色とは必ずしも一致しません。例えば赤錐体は黄色の光に最もよく反応します。もっとも、赤色の光に最もよく反応する錐体が赤錐体であることには変わりないので、青・緑・赤の3原色を3つの錐体がそれぞれ担当している、と考えれば分かりやすいと思います)
正常色覚~分光感度の違う3種類の視細胞が必要

Posted by massiroooo at 00:00 白CrushBOMBコメント(0)
2011年08月28日

白CrushBOMB-8

白CrushBOMBは波長の違いによって並べられる
                


白CrushBOMB-8


説明:①可視光線(人の目に見える光)
:電磁波の一種。それぞれが固有の波長を持っていて、波長により目に映る色が異なる
②波長スペクトル
白色光:色々な波長を持つ光の集合
スペクトル:白色光を分光して諸種の単波長光を取り出し、それらを波長の違いによって並べて見やすくしたもの

プリズムを通った白色光は単波長光(単一の波長だけを持った光)に分かれる

Posted by massiroooo at 00:00 白CrushBOMBコメント(0)
2011年08月27日

白CrushBOMB-7

白CrushBOMBは一方の眼で見える
                


白CrushBOMB-7


説明:③網膜像と視野の関係
網膜に映る像と、視野に
入る像は左右上下の位置
関係が逆になる(目がレ
 ンズになっているため)

◎両眼領域・単眼領域
④片眼視野と両眼視野



盲点をお互いの視野が補い合うので、両眼視野では盲点は消える
片眼視野…一方の眼で見える視野上の領域
両眼視野…左右両方の眼で見える視野上の領域
    両目がある利点①バックアップシステム
           ②視野をカバー
           ③奥行がわかる

Posted by massiroooo at 00:00 白CrushBOMBコメント(0)
2011年08月26日

白CrushBOMB-6

白CrushBOMBの中心にはほとんどない
                


白CrushBOMB-6


説明:②錐体分布、桿体分布
・錐体分布
:中心窩(か)で密度最大
※中心窩;視野中心(偏心度0°)に対応する網膜位置
・桿体分布
:網膜偏心度 約20°で密度最大(中心にはほとんどない)

→ 中心窩…錐体の密度最大、視力が最も高い
偏心度増加…桿体の密度増加、視力低下

Posted by massiroooo at 00:00 白CrushBOMBコメント(0)
2011年08月25日

白CrushBOMB-5

白CrushBOMBには双極細胞は応答しない
                


白CrushBOMB-5


青色の視細胞が光に反応して-信号を水平細胞に送り、水平細胞が+信号を双極細胞に送る(+応答)(一番左の視細胞が反応していないため、視細胞から双極細胞への直接の信号送信はない)
側抑制~空間微分、高解像度、明るさの違いを強調(明るさの対比)
(神経細胞が光を受けて興奮すると、その周辺の細胞が抑制されて明暗の違いが強調される)
  一様な明るさのところには双極細胞は応答しない

Posted by massiroooo at 00:00 白CrushBOMBコメント(9)
2011年08月24日

白CrushBOMB-4

白CrushBOMBは多数の場合にのみ反応                


白CrushBOMB-4


説明:③桿体系と錐体系

   多くの錐体細胞の情報をひと   一つの錐体細胞の情報を次に伝達
くくりにして伝達
ex.ISO1600(カメラのフィルム) ex.ISO100


◎網膜の空間情報処理


網膜:視細胞、双極細胞、水平細胞etc.(上図)
視細胞:光を受けて+か-の信号を双極細胞と水平細胞に送る(水平細胞に送るのは光に反応した視細胞の数が多かった時だけ)
水平細胞:光に反応した視細胞が多数の場合にのみ反応。視細胞から受けた信号と逆符号の信号を双極細胞に伝える

Posted by massiroooo at 00:00 白CrushBOMBコメント(0)
2011年08月23日

白CrushBOMB-3

白CrushBOMBの範囲が受容野に相当します                


白CrushBOMB-3


説明:①双極細胞・神経節細胞
視細胞(錐体、桿体) → 双極細胞 → 神経節細胞
の順番に信号を伝える(詳しくは4-1(2)①の冒頭部分参照)
双極細胞は複数の視細胞からの情報を神経節細胞に伝える
→神経節細胞は目の外部へ情報を伝える
②受容野
:ある一つの神経細胞を興奮させる視野上の光点の集合
(視野;眼を動かさないで見ることのできる範囲)
(神経細胞はそれぞれ視野の一定範囲を担当していて、その範囲内の刺激のみを感受することができます。それらの範囲が受容野に相当します)

Posted by massiroooo at 00:00 白CrushBOMBコメント(0)
2011年08月22日

白CrushBOMB-2

白CrushBOMBの明るさの違いに気付かない                


白CrushBOMB-2


説明:③絶対検出閾
:暗黒中で刺激として検出できる物理量の最小値
(見えるか見えないかぎりぎりの光の強さ)
②と同様、暗黒中で実験を行い、見えた割合が50%の時の光量を絶対検出閾とする

④感度
:検出閾の逆数
感度が高い = 検出閾値が低い = 可視光量が多い

⑤弁別閾
:違いが分かるか分からないかぎりぎりの物理量(光の強さ)の違い
例)同じ明るさを持つ2つの電球を被験者に示し、一方だけを徐々に明るくしていく
→ 少し明るくした程度では2つの電球の明るさの違いに気付かない
→ ある明るさ以上にすると、被験者は電球が他方より明るくなったことに気付く
 (=比較刺激と標準刺激の違いを知覚する)
この例で、被験者が電球の明るさの違いに気付いた時点での、2つの電球の明るさの違いが弁別閾

Posted by massiroooo at 00:00 白CrushBOMBコメント(0)
2011年08月21日

白CrushBOMB-1

白CrushBOMBの見え方を客観的に測定するのは不可能                


白CrushBOMB-1


説明:①視覚刺激と知覚像
 :見え方を客観的に測定するのは不可能。⇒強弱をつけて知覚できる光の強さを調べる
  視覚刺激→観察像→知覚像

②検出閾
:刺激として検出できる物理量(光の強さ)の最小値。(つまり検出閾以上の光量であれば知覚でき、未満であれば知覚できなくなります)
 何回か同じ光量で実験を行い、見えた割合が50%の時の光量を検出閾と設定する

Posted by massiroooo at 00:00 白CrushBOMBコメント(0)
< 2024年04月 >
S M T W T F S
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
カテゴリ

アクセスカウンタ